この距離感の関係は維持できない。 恋人でも獰猛な気持ちになるのに。 ましてや夫が出来たら、自分は長年の友人の皮など被っていられない。 その夫を八つ裂きにするだろう。 真っ直ぐな眼差しで見つめる。 「愛してる」 綺樹は顔の筋肉が強張るのがわかった。 その様子に涼が笑う。