「ああ、そうだっけ?
ええと、来週はさやかに頼まれて上海なんだ」
「上海?
万博?」
「ん?まあ、それもおまけで見せてもらえそうだけど。
だからその前の数日間は、ビジネスの予習復習でトータル一週間ほど駄目かな。
帰ってきたら電話をするよ」
1週間って、その後少ししたらアメリカに戻るんじゃないか。
「どちらに宿泊を?」
「え?えーと。
なんとかと言ったリゾートコテージとか」
「ということは、ベッドルームが何部屋かありますね」
「ありますねって、何を考えているんだよ」
綺樹は段々とはっきりした声になってきた。

