* うとうとしてしまっていたらしい。 涼の匂いと腕の中の暖かさに、安心してまた目を閉じようとした。 ああ、違った。 一瞬、勘違いした。 綺樹は身じろぎをして自分の体の感覚を取り戻すとベッドから降りた。 涼は眠りが深い。 安心してシャワーを浴び、ベッドの周囲に散乱している服を一つずつ拾っては身につける。 そのまま部屋を出ようとしたが、色々と邪推されて臍を曲げられても嫌なので、メモを書いた。