The side of Paradise ”最後に奪う者”


襲い掛かられるようにくちびるがふさがれて、体の上下を入れ替えさせる。

口だけでなかった。

やがてバスローブを剥いで、体を上から下へと辿っていく。

涼は自分のほうが今日は相当乱れていると思った。

再三綺樹に手を伸ばしても、拒否するように叩き払いのけられる。

綺樹は涼を果てさせるとティッシュを取り口の中のを出した。

ベッドスタンドの灯りが服を着たままの綺樹の髪の毛を輝かし、白い肌はほんのりとオレンジ色に染めている。

今行われた行為とは対照的な、清楚な様子が漂う。

涼は背筋がぞくぞくとした。

腕を掴むと乱暴に自分の身の上に倒し、むさぼるようにくちびるを合わせる。

やっと腕の中に捕まえた。

長かった。