「そういう気遣いと、はじらいは恋人にとっておけば?」 口をふさいだ。 舌をくちびるの隙間から滑りいれ、歯をこじあける。 逃げる舌を追い回して、からませた。 綺樹が抗議のうめき声を上げた。 涼が解放すると恨めしそうに見上げる。 「遊び人のあなたがこの位のことで抗議しないでよ」 その台詞に綺樹の顔が鋭くなって、頬で笑った。 「舌の使い方を教えてやる」