The side of Paradise ”最後に奪う者”


涼はそれくらいは語ってもいいだろうと思い、ペットボトルのキャップを閉めた。


「やりたいから、あなたと寝てるんじゃない。
 あなたと寝るのが楽しくて寝るんだ。
 でもあなた、しつこいの嫌だろ」


ペットボトルをカウンターに置いて、涼はよりかかった。


「今のところ恋人を作る気分でもないしね。
 3ヶ月ごとぐらいしかあなたと寝れないとなると、その時に相当しつこくなる。
 それでだけ。
 構わないんだったら遊ばない」


綺樹はふっと空気を緩めるように笑った。


「じゃあ、どの位しつこくなるのか今度、一度見せてもらおうか」


つい言ってしまった。

涼の目が光る。