イジワル上司のヒミツ

「ダメです!」


ドン…!


私は、湊さんを突き飛ばした。




「も、もうからかわないで下さいっ!」


私は声をあげた。




「こ、困るんです!私は芸能人じゃなくて、一般人なんだし…傷つくのがわかっる
恋愛なんて、そんなのしたくないです」

「・・・・・」


明らかに、傷ついている様子の湊さん。

それを見た時、私も傷ついたが、ここで止めたらダメだと思った。




「私のことは、もうほっといて下さい。彼女なんて、いっぱいいいるんでし女優さんとか、モデルとか…」

「・・・・・」


言っちゃった…

でも、これの半分は本音…


私と湊さんは、合わないよ。





「…田舎から上京してきたのは……16歳の時……」



!?