―――ねぇ、蛍ちゃん。 私たちの最期の会話。 すっごい笑えるんですけど。 “……静子や。明日は松華堂の卵羊羹を持ってまいれ” “姉上。それはもしや、現代風に言うならばプリンのことですな” “……おぬし、よく分かっておるのう” おかしすぎて、私は一生忘れないでしょう。