何度でも君に恋をする

「私、転校してきて日菜子が話しかけてくれて嬉しかった。
知らない土地で友達が出来るか不安だったから…

でも、日菜子以外にも友達が欲しい。

そう思っちゃうのはダメなの?

私が友達作っちゃダメなの?」


そう言って、私は日菜子の返事を待った。


「・・・怖かったの」


日菜子がポツリと言った。


「怖い?」


私が聞き返すと日菜子は下を向き小さく頷いた。


「あたし、去年クラスで浮いてたの。
おせっかいって…
クラス数も少ないし、学年中があたしを避けた。

卒業するまでこのままなんだなって思った。

そんな時、チカが転校してきた。

それで隣の席になって、友達になりたいって思った。

誰もあたしと話そうとしなかったからこの子と友達になれば楽しくなりそうって思った。

それで友達になったけど怖くなった。

もしチカが他の子と仲良くなってあたしの過去を知ったら離れていくんじゃないかって」