その奴隷は愛に飢えて



息継ぎもせず、うっとりとした表情でキオザの上に四つん這いになるソミュ。


その表情は【ソミュ】ではなく、確実に【6番目】のものであった。


寝起きのせいでボーっとしているキオザは、6番目を見つめたまま動かない。


次第次第に6番目は顔を近づかせ、



「キオザ、愛してる。どこにもいっちゃ駄目だよ。ボクの言うこときかないキオザはキオザじゃない。この世界にいらない子なんだからね」


「んー……ソミュ、俺も好きだよ。おやすみ」



無意識なのか。


ちゅっというリップ音が響いたかと思えば、キオザは体をモゾモゾと動かして二度寝してしまった。