輝はあたしに向き直り、しっかりと目を見つめる。 その綺麗な瞳に吸い込まれてしまいそう。 「好きだ。 ……大好きだ」 胸が熱くて、身体中から幸せが溢れてきて。 「玲……」 その手が触れるとあたしの身体から力が抜ける。 その感覚すら愛しい。 「一生離さねぇ」