ここからはどうでもいいような話のこぼれ話です

登場人物たちの名前の由来は、微妙にあったりなかったりします


「弓月」は渡来人、秦氏の祖、弓月君からとってます
「阿知」も渡来人、東漢氏の祖、阿知使主から
「西文 紫月」も渡来人、論語と千文字を伝えた西文氏から
「隅田 佳那子」は隅田八幡神社人物画像鏡から
「石上 桜」は石上神宮七支刀から
「伊勢 千秋」は伊勢神宮から、です



弓月が取っておいた楢柴は江戸時代に忽然と存在を消された茶器です。
三大肩衝はすべて徳川が持っていたのに、明暦三年の大火の後、楢柴はその存在が記録されなくなったのです
消失なら消失、盗まれたなら盗難と記されるはずなのに、それすらなくなっていた。

つまりそれは、徳川が持っていた楢柴はそもそも本物ではなかったということでは?という見方があります。
本物の楢柴は別のどこかに、今も存在しているかもしれない

はい、こーゆー歴史のちょっとロマンがある話が好きなんです

中津文彦さんの「歴史に消された18人のミステリー」を読んで、楢柴って謎だけどかっこいい!と思い、これも話に加えることに



最後に、執筆中に感想をくれた方々、本当に力になりました!
完走できたのは感想をくださった方々のおかげです!これは本当に感謝してもしきれないです

読んでくださった方々も本当にありがとうございます!


あとがきまで読んでくださって、本当にありがとうございました!