「へー。やっぱいるんだ。」
「信じるようになったの?」
「さすがに目の前で当たり前のように話されたらなー」
ニコニコしている蛍。
未知のものにワクワクしているのかもしれない。
「世界っておもしれーなー」
ゴロンと横になり蛍はそう言って星空を見上げる。
全く動じてない。
大らかというか大雑把というか。
有明は「こいつ大物だな」と蛍を見て言っている。
蛍に危険はないと分かったのかスススススッとダンが寄ってきて藍にぺたりとくっつく。
「そいつ完全に懐いてんな」
「そんな動物みたいに言わなくても」
ダンの頭を撫でながら有明と話す。
その間も蛍が興味深そうにこちらを見つめてくるのが居心地悪かった。


