「輝!大人気ないな。 つか、ガキかよ」 聖はそう言って俺の前にグラスを出す。 俺は黙ってそれを掴み、ぐいっと飲む。 ジュースでは俺には刺激が足らない。 だけどそれは仕方がねぇ。 俺は、アルコールを飲むと身体の力が抜けてしまうから。 困った体質だ。 再び煙草をくわえ、煙を肺へと送り込んだ。