無言のまま、手をつないで歩いていた。 胸が大きな音を立てて、隼人にバレてしまいそう。 あたしはこんなにも隼人が好きで、こんなにも隼人に狂わされている。 あたしたちの横を、車がすごいスピードで追い越していった。 隼人はあたしを道路脇によせ、かばうように車に背を向けた。 そのさりげない動作に優しさを感じ、さらに隼人にのめり込んでしまう。 隼人はスマートで、手慣れているようで。 だけど、決して女遊びをしていた訳ではない。 本当に不思議だ。