あたしをメイクしてくれるのはオカマのオバサン。



イイ歳何だろうけど腕は確かだ。



「レンレンも変わったわよね~。昔はネコ被ってたのかしら。」

「昔はあんなじゃなかったんですか!?」

「えぇ。昔はね?日向みたいだったわ。」



そうなんだ…。



って言うかこのメイクさんは日向と蓮さんの関係を知ってるのかな?



「でもNeneくらいよね、レンレンにあんなにデカイ口叩くの。あんた大物になるわ。」



だって一緒に住んでるんだもん。



しかも蓮さんすぐ怒るしさ。



「実は日向の彼女じゃなくて父親の愛人とか?」

「まさか!!蓮さんの愛人になったら殺人事件が起こりそうだよ。あんな俺様ムカついてあたしが殺しちゃうかも。」

「あははは!!そうよね!!Neneがレンレンと合うわけないわよね~!!日向は優しいもんね。」



いや、日向はチビ蓮さんみたいだけどね?



だからまだ成り立ってるのかもしれないし。



って言うかやっぱり知ってるんだね。



日向と蓮さんの事。