【日向】



旅行から帰っても仕事と言う物が待ってる。



それでも俺と寧音はかなり順調。



明日はレジェのカウントダウンパーティだ。



柊太と慎也に任せっきりになってるけど、何やら今回は常連さんしか呼ばないらしい。



来るのはモデルの上の奴とか、会社の偉い奴。



でも、会社の偉い奴って言っても若い社長とか。



後はよく来る音楽関係者の若者。



仕事が終わってからレジェに顔を出した。



「いつもとかなり違う!!すげぇな!!」

「よく来るDJとかがまわしてくれるって言うから少し頑張ってみた。」

「上出来!!」



いつもと全然違う雰囲気のレジェはマジで若者向けな感じに仕上がってた。



機材とか置いてあるし!!



飾り付けもすげぇ派手だ!!



「逆に金かかったんじゃねぇの?」

「俺がそんなヘマすると思いますか?」

「じゃあどうした?」

「全部融資です。常連さんたちの。」



レジェの客は金持ちが多いのか…。



蓮司からのシャンパンのかなりあった。



後は恭一君の何か融資してくれたらしい。



すげぇ…。



何にも聞いてなかった…。