そのためには仕事の都合を着けなきゃならない。



もう蓮司に頼らなくても俺でどうにかする。



「クリスマス辺りを空けたいんでここの撮影どうにかなりませんか?って言うかどうにかしてください。」

「お前もか!?琉伊も疾風もそんな事言ってたな…。」

「皆で旅行なんですよ。」

「女連れでか!?羨ましいな~…。わかった、先にずらしてやるから3人で撮るぞ。」



こんな感じで俺達は着実に仕事に空きをつくって行った。



問題はクリスマスのレジェだ…。



「皆さんいないなら休みにしましょう。」

「かきいれ時なのにか!?」

「はい。スタッフ達も喜びますよ。そのかわり、巻き返しのつもりで全員参加カウントダウンパーティしちゃいましょう。」



慎也は何かと頼りになるな…。



雇ってよかった…。