それからたまにかかって来る寧音からの電話。



かなりテンション上がんだけど!!



「もう帰りたい…。サヤさん怖い…。」

「だったら帰ってくれば?寧音の根性ナシ。」

「根性あるもん!!日向になんか負けないもん!!超バカ日向!!」

「ははっ!!それくらい元気なら大丈夫だな!!」



寧音から元気をもらって仕事を頑張る。



時間が早く過ぎる様に仕事だらけの生活。



店の経営の事とか、慎也にだけ任せてた事を俺もやり始めて、接客も柊太に教えてもらってる。



それに加えて毎日の本業。



なんか軽くキツくなってきた…。



「日向さんの番ですよ!?」

「ん!?おっと…。寝てた…。」

「最近お疲れですね…。店って休めないんですか?」

「休みたくないの。」



早く時間が過ぎればいい。



今すぐ寧音を抱きしめたい…。