「あ…ちょっと待ってよっ」



鞄を掴んで、走って追いかける。





「…悠雅…?」



「あ?」




ひぃっ!


「う…なんでもないです…」




なんか、機嫌悪い!!



結局、この日の帰り道1言も




言葉を交わさなかったあたしたちでした。