なんか....子供みたい....



そう思うと、自然と笑みがこぼれる。





「なんだよ....」



ムッとしたようにこっちを見る悠雅。







「はいはい、ちょっと待っててね」



そうニコニコしながら言うと、





悠雅は訝しげな顔をしながら、こくっと


頷いた。





さっさと身支度をすませ、手際よく



朝ごはんを作る。






その間、悠雅は何も言わずに座っていた。




いつもなら、なんか話してきたりするのにな



なんて思いながらも、





こんな静かで素直な悠雅もなんか可愛いかな



とも思った。