京介は昔っからこんな奴だ。
保育園からずっーと一緒で高校まで
離れる事もなくつるんできた。
お互いの歴史はお互い全部知ってて
知らない事など…結局ないんだ。
「 諦められんなら辛くねーよ 」
「 じゃあ、弱音言ってんな。 」
京介は俺とは真逆の性格だ。
男らしいし、迷う事などない。
自分の信念を貫き通す人間。
恋愛も、真っ直ぐで誠実で。
自分が定めた相手には遠慮なく
本気でぶつかるタイプ。
だからなのか?相手には結果、
重たく思われがちで…今まで
信じられないがフラれてきていた。
俺なら絶対逃したくないけどな…
「 お前が好きなら振り向かせるくらいの根性でぶつかれよ?過去に負けてどーすんだ??初めてなんだろ?一目惚れで忘れらんない相手できんの?? 」
京介の言葉に頷くしかできなかった。
俺は京介とは本当に真逆だ。
ウジウジ…相手の反応ばっか気にして
我慢して、無理矢理笑顔作って。。
情けないんだよな…昔っからさ。
「 いずみさん喜んでたってよ。 」
「 え? 」
「 美羽が言ってた、さっき。 」
そう言えば、さっき電話してたな。
「 お前に悪い事したって。謝りたいってさ。でも楽しかったし久々に味わえた気持ちもあったってよ。 」
「 味わえた気持ち?? 」
「 ま、とにかく、自信持てよ。」
京介はニッコリ笑い俺をグウで
叩いた。
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