ヨツカイさんは、周りの人の顔を一人一人見てから言った。 そうだ、この服はヨツカイさんがデザインして作った服。 沢山の思いがつまったそれを、あたしは着ているんだ。 「笑顔は欠かさずに、それでは行きましょう!」 ショーの開幕。 舞台袖から着々と埋まっていく客席を見て、知っている顔を探す。 流石にそんな簡単に見つかるわけがなくて、順番と着る洋服の確認をした。