「好きなんだもん…仕方がないじゃん」 『あ?』 「好きなんだから仕方がないじゃん!!私だって、諦められるなら諦めたいよバカ!!!!」 そう言って私は悠生に背を向けて走り出した。 『おい、里桜!次、里田の授業なのにどこ行く気だよ!!!!』