『んじゃ、授業でな~』





ひらひらと手を降りながら祥ちゃんは、職員室へと戻っていってしまった。





優しい笑顔と声と甘い香りを残して…。








好きになのに。





好きで好きで仕方がないのに。






どうして、許されないんだろう。






ただ、相手が







先生ってだけなのに。