その夜。 南桜と誠奏が寝てからベランダで二人で話していた。 「原田さん、幸せそうでしたね。」 「俺らも幸せだろう?」 「はい。私、貴方と出逢って恋をして本当に幸せです」 「俺もだよ」 そうして優しくキスをした。 「愛してる」 「私も」 「お前は母親になっても変わらねぇなぁ…」 「としさんも、変わりませんね」 二人は他愛もない話をした。