それから斎藤は観察に抜けてこの場所に来るようになった。 「すまぬが先に帰っておいてくれぬか」 その日は土方と斎藤だった。斎藤は隊士そう言ってあの場所に向かった。それを見ていた土方は不思議に思いあとをつけていった。 そこには斎藤と女の子がいた。 「あれは....美賀川家の....」 そうして土方は二人の元に歩いて行った。