その頃。


歳三と誠奏は貸本屋に来ていた。

「お父さん。これがいい」

「平家物語か。お前はこんなのが好きなのか。」

「うん」


「じゃぁ、もどるか」


歳三は本を借りて屯所に戻った。

「なんか騒がしくないか?」

「本当だ」

ふたりがみたものは……


「おめぇら、何してやがる!」

「これはそのぅ……

二人が見たのは走り回る幹部たち。

「さっさと稽古でもしやがれ」

「「「ハイッ」」」

「土方さん。シワ増えますよ」

「総司~!?」

それから数分後怒りは収まり仕事をしてくるといって部屋にいってしまった。