【続】クールな彼が好きすぎて困るんですが!!



コップを手にマリアちゃんの元へ戻り、あたしはマリアちゃんの向かい側、山田くんはあたしにとってもマリアちゃんにとっても斜め横にあたる位置に座った。


おいしそうにココアを飲むマリアちゃんの笑顔に、見てるこちらが癒される。


あぁ、やっぱり山田くんの妹さんだな。まだ6歳なのに、すでに顔がこんなにも美人さんだなんて。


遺伝ってスゴいなぁ……なんて、山田くんとマリアちゃんの顔を交互に見ながら思う。


これだけカワイくていいこだったら、山田くんとお兄さんがデレデレになっちゃう理由もわかるよ(笑)。



「聖おにいちゃん、」


「……ん?」



くいくい、と、山田くんの服を引っ張るマリアちゃん。



「マリア、ゆずきおねえちゃんと怖いDVD見たい!」


「え、怖いやつ見たいの?」


「うんっ!貞子!」



さささ貞子!?

え、あれって超絶怖いって友達が言ってた気が……。


あ、でもあたしオバケ平気だっけ☆



「……あとで寝れなくなっても知らないよ?」


「マリア強いもん!達哉くんなんかと一緒にしないで!」


「……たつやくん?」


「……学校で隣の席の男の子なんだって。マリアのことからかってくるらしいよ」


「へぇ~っ!」



なるほど。達哉くんもまだまだ青いのぉ♪