【続】クールな彼が好きすぎて困るんですが!!



マリアちゃんに連れられリビングに到着。

てか、ひ、広っ!!



「ゆずきおねえちゃん、ここ座ってー!」


「はあーい!」



大きなテレビの前に設置されたテーブルに、マリアちゃんと向かい合って座る。


その横には黒いソファーが置いてあって、部屋の隅に置かれた観葉植物もスゴく部屋に馴染んでいてセンスの良さが駄々漏れだ。


わあ……山田くん家って、ほんとにオシャレだなぁ……。


やっぱり、お母さんやお父さんが、こういうのを考えてるのだろうか。


だとしたら……さすがです、としか言いようがない。


だって、よくテレビで紹介されているようなお家と、なんの劣りも感じないんだもん。


むしろ、お金持ちの芸能人のお家より、断然ステキだ。


コートを脱ぎ適当にたたんで、バッグと一緒に横へ置く。



「ゆずきおねえちゃん、ここ教えて!」


「ん?どれどれ?」



そう言って、マリアちゃんが差し出したノートを見せてもらう。

と、そこには数学の問題がびっしりと書かれていた。


えっ、てっきり一緒に遊んで!とかかと思ったら、まさかの冬休みの宿題?


たし算に引き算にかけ算にわり算。

懐かしいなぁ……なんてつい口元がほころぶ。


クリスマスにまでちゃんと勉強してるなんて、さすが山田くんの妹さん。偉すぎます。


……あたし、小1の冬休み、お餅とお年玉しか楽しみにしていないダメな子だったぜ……。