「よーしよしよしよし」
茶色と黄土色のしま模様の体を、わしゃわしゃと撫でる。
子猫は大人しくなり、気持ちよさそうに目を細めるとゴロンとあたしの膝の上に仰向けに寝転ぶ。
「お前カワイイなぁ~っ」
ついつい話しかけてしまう。だって、こんなに愛くるしい子猫に出会ったのは初めてだ。
言ってしまえば、あたしの彼氏さんも気分屋な猫っぽいんだけど。
「でもね、たまーに子犬みたいにカワイイんだよ~」
あのギャップはたまらんです。
ひとり子猫相手にノロケながら、子猫の喉元を撫でてやると、ごろごろと喉を鳴らす。
「お前も負けず劣らずカッワイイけどなぁ~っ!」
このこのこの~っ!と、その子猫のお腹を思いっきり撫で回すと、まるで返事をするように『にゃあ~』っと鳴いた。
あぁーーーっ!もうっ、どうしてこんなにカワイイの!


