眉間にシワを寄せて尋ねるあたしに、山田くんはその真ん丸な動物を一目したあと、
「……中入ろうか」
「へっ?わっ、」
そう言うと、あたしの手を引きペットショップの店内に入る。
チリンチリン♪とカワイらしい鈴の音が鳴ると、中にいた動物たちが一斉にあたしたちを見た。
うわっ。なにここ天国ですか!?
たくさんのくりくりでつぶらな瞳があたしたちを見上げる。
――キューンッ。
山田くん以外に、ひさびさキュン死にしました。
「いらっしゃいませ~!」
鈴の音に気づいたらしい若い女の店員さんが、お店の奥から出てきた。
その足元に、先ほどの真ん丸くんがいらっしゃる。


