【続】クールな彼が好きすぎて困るんですが!!



「聖……」



すっかり自分の頭の中で考え込んでいた俺は、その声が聞こえてハッとする。


チラッと視線を向けると、口を半開きにして呆然と俺を見つめる松川と要と目が合った。


おそらく、隣では三橋が二人と同じような顔をしているんだろう。


あー……俺、相当恥ずかしいこと言っちゃったな……。


とりあえず、あはっ?と口角を上げてみたが、目の前の二人の表情は相変わらずで。


やっと唇が動き出したかと思ったら、



「「「……なんで俺らに言ったんだよ……」」」


「よし絶交だ。」