【続】クールな彼が好きすぎて困るんですが!!



「こ、こんな石段多い神社に、参拝者なんているの……っ?」



失礼極まりない私の問い(というか本音)に、おじさんは笑って誤魔化した。



「お疲れさま。タオル持ってくるから、そこの境内にでも座って待っててくれや」



そう言うと、どこかに行ってしまったおじさん。


途端、嘘みたいな静寂に包まれた。


呼吸も大分整い、私は言われた通り、境内の片隅に腰を下ろした。


クリスマスなのに……私、何してるのかしら……。


ぼんやりと眺める風景は、どこかもの悲しげに、月明かりによって青く照らされている。