『またね。』 その約束が果たされたのは、一年後の中2の春だった。 栗色のサラサラの髪を揺らしながら、あの時の笑顔とは少し違うハニカミ顔で言った。 「はじめまして」 笑っちゃた。 でも、その方が良かったのかもしれない。 だって、君は…。 「紹介するね!私の…――」 照れながら彼女が紹介してくれた。 今でも忘れられない光景。 でも今でも私は……―。 ―――――――――― 「おーい。こっちこっち!」 現実に引き戻された。