ぶわー。

春色の風が私達の間を通りすぎていく。


「きっもちいね!この風。」


花の香りがふんわりと漂う。
特有の柔らかい空気が頬を掠める。

まさに春って感じの空間がそこにはあった。


そして彼女の笑顔はその空間にとてもあっていた。




「行こっ!あの場所に。」

「うん。行こう。」



桜並木を駆け抜けあの桜の場所へと向かう。