「添い寝は、看病の醍醐味でしょ?」




『それは、総司の中だけだと思うけど?』




「そうかな?まぁ、気にしない気にしない。ほら寝なきゃ治る風邪も治らないよ?」




引き寄せられて総司の腕の中にスッポリと埋まった。




総司の大きな手が、私の背中をポンポンッと一定のリズムで叩く。




ダンダンと……眠たく……。




なるわけないでしょ!?!?



恥ずかしくて死ぬ!!この状態は危険だよ!!口から心臓飛び出しちゃうよ!!