次の瞬間、頭が真っ白になった。 ただ、わかったのは 私が天野君の頬を叩いたことだけ。 「―――――-っ...」 「私、天野君のこと、嫌いになったっ!!」 もう、頭の中はぐちゃぐちゃで。 なにがなんだか 私は その後も 家に帰っても 泣くだけしかなかった―――。