だけど、今さっきまで温かかった手は すでに冷たい。 必死に手をこすって暖めてやっても 「無駄だよ」と言われるだけ。 「どうして――――...」 「........ぐ―――――...」 え?ぐ――――?? よく見ると、 寝てる。 「っっっ~~~っ!!もうっ!!」 へたっと体の力が弱まる。 不安だったけど、何もなかったから 安心して、寝ている大地の頭を撫でた。 「...心臓に悪いよ、大地君...」 よかった。 大地君が無事で。 ...本当、よかった...。