「あ?お前を呼んだ覚えはないが」

「……はぁ⁉」


椿に背を向け、淡々と話す土方。

まさか、これがさっきの仕返し⁉と、椿は怒って顔を赤くする。

ムカつくを心の中で連呼する椿を、土方は静かに見やった。

そして“そうだ”と思い立ち、


「ほらよ、椿」

「何よ!…って、え?」


その土方の一言を聞き、さらにバサッと何かを投げつけられ、椿は目を丸くする。


「あ?お前が俺の部屋に来たついでだ。受け取れ」

「…はい」


気のせいじゃないよね…と、椿は何となく嬉しい気持ちになった。

土方が、“椿”と名前で呼んだ。

さらに土方が椿にくれたのは…。