「沖田さん。布団敷こう。寝よう」
「え?もう寝るんですか?」
「……どれだけ私が相手したと思ってるの?」
そう。
椿は、沖田の遊び相手をしていた。
さんざん走ったあと、「未来の遊びを教えて下さい」と沖田に言われ、道具も使わない簡単なじゃんけんを教えたのだけど…。
「じゃんけん?そんなの知ってますよ?」
「…は?この時代からあるの?」
「はい、そうですよ。ほら、じゃんけんぽん!」
「え、ちょっ」
慌てて、チョキを出す。
沖田はパーだった。
「やった!私の勝ちね」
「…もう一回!」
何回かやっているうちに、普通のじゃんけんは飽きてきた。
だから…。

