「椿さん…。土方さんに勝つなんて、相当強いですね」

「どうでもいいでしょ」

「本気で、来て下さいよ」


沖田は、にやりと笑う。

それを見た椿も、笑みを返した。


「いいか?始めるぞ。──始めっ!!!!」


威勢のいい土方の声と同時に、沖田が打ち込んできた。


「なかなかの…腕前…ですねっ…椿さん」

「沖田さんこそっ…」


しかし、やはり男と女の差。

椿はどんどん、壁に追いやられる。

…だが、椿は未来の人間。

当然、沖田の得意技も熟知していた。


(確か…。三段付き)


その構えを見て、理解した。

…来る。