【解説】


①伊吹の両親が、芹沢鴨に斬られた。

②伊吹は、芹沢に復讐しようとしたけど、 芹沢は暗殺された。だから、次に局長と なった近藤に復讐しようと決め、新選組に入隊。

③伊吹が死んだ事を知った、幼馴染の庄 助と庄吉。庄助は、自分が伊吹とその親 の敵を取ろうと決めた。それについて行 くと言った弟の庄吉。

④庄助と庄吉は、新選組が池田屋で乱闘 をおこすとの噂を聞き、「いい機会だ」 という事で池田屋に踏み込む。

⑤庄吉が、木島茜(如月椿)に斬られる。

⑥庄助が、沖田に斬られる。

⑦庄助は、生と死の狭間に行き、時猫に出会う。

⑧復讐内容は、「木島茜を仲間である新選組に斬らせること」
時猫は記憶や時間を操れるから、名前を 木島茜→如月椿、庄助→南風翔太に変え て、二人は平成へタイムスリップ。



↓物語の始まりはここから!



⑨「どこか遠くへ行きたい」 この椿の言葉を聞いた翔太は、フラフー プを使ってタイムスリップさせる。



上と全く同じ行動を繰り返す。



⑩しかし、新選組は椿を斬らなかった。 復讐が失敗。そこで、椿を再び平成に戻 し、新選組との仲を引き裂こうという復讐に変える。




記憶が消えたのは…
沖田以外の、幕末を生きている人。

記憶が残ってるのは…
椿(一生傷を負わせるという企み)
沖田(消そうとしたけど消えなかった)



……こんな感じです。
分かって頂けたのなら嬉しいです!



【章タイトルの解説】

前編-紅椿-
紅椿(あかつばき)は造語です。
椿には、“誇り”という花言葉があります。主人公の名前も、この理由から付けました。
だから、『真っ赤な椿のように誇り高く』という意味を込めています。

繋……過去と未来を“繋ぐ”
妬……焼きもちを”妬く“
怨……密かな“怨み”
決……仲間の為に”決断“する
別……仲間との“別れ”



後編-黒憎-
黒憎(こくぞう)、これも造語です。『黒々とした憎しみの渦』という意味を込めています。

真……”真実“
責……自分を“責める”
懸……仲間の為に命を”懸ける“
再……復讐する為に時を“再生”する
償……罪を”償う“




こんな感じです!
では、本当に、ありがとうございました!





追記 : 実は、『時猫』と『桜廻る』に繋がりを持たせています。

『時猫』で書けなかったシーンを『桜廻る』で書いたり、『桜廻る』で書けなかったシーンを『時猫』で書いたり…。

良かったら、そちらも宜しくお願いします!



皐和