特に俺は、お前が憎い。

…木島茜。


そこで、輪は消え、猫が俺の前に立った。


「いいんですか?復讐しなくて」


深く息を吸う。

そして、吐く。


「私は、時猫です。時間、記憶、そして寿命を操作出来ます」

「……」

「どうしますか?
このまま、死ぬか。…それとも」

「…させてくれ」


小さな俺の声は、猫に届かなかった。


「…もう一度」


また、息を吸う。


「──復讐させてくれ」