「……よし、こうする」
土方は少し悩んだ末、しっかりと皆の顔を見渡した。
「人数は、全部で35人だ。これを二つに分け、池田屋と四国屋に向かう」
「だが…どう分ける?」
「四国屋の可能性が高い。だから、池田屋は10人、四国屋は残り24人が向かう」
「そんな人数に差をつけていいのか?」
近藤はさっきから難しい顔をする。
「池田屋には、局長が率いて、総司、永倉、藤堂。それから、武田に谷、浅野、安藤と奥沢と新田が行け」
はい!と皆返事をした。
「残りは俺が率いる。準備をしろ」
そう言うと、皆は素早く準備に取り掛かった。
そこには椿と土方、近藤、そして沖田が残る。

