毒舌に惑わされて

「じゃあ、とりあえず考える判断材料として、体を動かさない?」


「体を?」


「うん。莉乃ちゃん、きっと普段はスポーツしていないでしょ?運動不足じゃない?」


確かに運動不足だけど、体を動かすのは苦手なので何となく尻込みしてしまう。


「何をするの?」


「公園で軽くバドミントンしようよ!」


バドミントンって、軽いスポーツだっけ? ラケットを振り回して、羽根を追いかけるから結構ハードだと思うけど。


「あ、うん。いいよ」


断る理由が見つからなかったから、了承する。久々に汗をかくのもいいかもしれない。

よし、頑張ってみるか!

思わず腕まくりをする。


「おっ!気合い入ったね。やる気出た?」


「うん。やるからには頑張るよ!」


「ハハッ、頼もしいなー。よろしくね」


大倉くんの爽やかな笑顔にときめく。私って、やっぱりイケメンに弱い。

レストランを出て、そこから30分ほどのとこにある公園へ行く。広い公園で、家族連れが目立っていた。