天と地の叙事詩Ⅰ Epic of the Ether

三人は、大通りの露店を次々とまわる。



どの店も、毎日のように買い出しに訪れるので、すっかり顔なじみだ。



野菜を扱う店の主人が、さっそく三人組に目をつけ、大声をかけた。


「おーい、ウチュー、チキュちゃん、セカイちゃん、寄ってかないのかい!?」


チキュは目を輝かせて振り向く。


ウチューとセカイもつられたように顔を向けた。


「おっちゃん、こんちは! もーかってるかい?」とチキュが走り寄る。


「ま、ぼちぼちだなっ!

今日は、新鮮な葉野菜がたっくさんあるぞー。

ついさっき畑からとってきたばっかりだ!

どうだい、味見してみるかい?」