天と地の叙事詩Ⅰ Epic of the Ether

今度は肩や腕も触り比べる。





「うーん、………何となく、オレの方が細いかな。


女の人って確かに華奢だもんな。


そうかぁ………」





セカイも無理やり触らせられた。




まず、肩に掌を滑らせる。



チキュの肩は、それほど大きくもないセカイの手にも余るほど、薄かった。





腕は、肉付き以前の問題で、骨格自体が細いのが少し触れただけでも分かる。



鎖骨にも指を這わせる。



ひどく細く、繊細な造りだ。





胸の肉は微かながら豊かさを持っていて、掌に優しかった。




顔の輪郭も細く小さい。






チキュの身体に触れたセカイは、ほぅ、と息を吐く。




これまで、あまり深く考えないようにしていたのだが、どう見てもチキュの身体はセカイとは異なった。





「………やっぱり、オレって、ウチューやセカイとは違うの?」




チキュが不安そうな表情で訊ねてくる。