天と地の叙事詩Ⅰ Epic of the Ether

「………ど、どうだ? セカイ」



チキュがごくりと喉を鳴らした。




うーん、とセカイは首を傾げる。





「おい、どうなんだよ」



「…………わからない………」




チキュが目を剥いて「はぁっ!?」と大声を出す。




「なんだよ、分からないって!!」





セカイは情けない顔でチキュを見下ろした。



「………仕方ないよ。

だって僕、女の人の胸なんて触ったことないもの。


比較対象がないんだから、チキュの胸触ったって、何とも言えないよ………」





「まじかよー」とチキュは再び頬を膨らませ、自分の胸を無造作に揉んだ。




そして、「セカイのも触らせろ」と言ってぞんざいにセカイの胸を揉みしだく。




しかし、当然だがそこには膨らみも柔らかみもない。




「………確かに、セカイと比べたら、オレの方が柔らかいな………」