天と地の叙事詩Ⅰ Epic of the Ether

チキュは唇を尖らせて、上目遣いでセカイを見つめていた。





そして、ふと顎を上げ、言う。





「なぁ! おい、セカイ。


オレの胸を触れ!!」




そう言って腰に両手を当て、なぜだか偉そうに胸を張る。




セカイは「え?」と目を丸くした。




チキュは頬を膨らませて言う。





「だってオレ、自分でも触ってみたけどさぁ、よく分からねぇんだよ!!


お前、触ってみてくれよ!


そして、客観的判断を下してくれ!」





チキュはぐいぐいと胸を近づけてきた。




セカイは何となく気まずく、狼狽えながら少しずつ後退りしてしまう。




しかしチキュは構わず、「さあさあ」とにじり寄って来た。